Aspect は、コミュニティや人物のストーリーを介して「街をたのしむ」という感覚をリサーチ・発信する、トーキョーバイクのオウンドメディアです。
「側面」や「視点」という意味を持つ Aspect というタイトル は、読者がこのメディアをきっかけに自分の街や日常に潜む 別の側面を感じて欲しいとうところから名付けました。
なんでもない日常にささやかな変化を加えるような、Aspectならではの視点や思いを伝えていきます。
その多くがフィルムで撮影されたカウンタクシーノのフードフォトは、日本各地のキッチン、ダイニングルーム、そして農場の景色を親密な視点で切り取っている。「ミシュランの星がついた料理であれ、家庭料理であれ、作為的にスタイリングされた食べ物を撮影したくないのです、」と彼女は言う。その結果生み出されるのは、真摯さと生々しさを併せ持ったイメージで、観るものにその食材や料理の背景を想像させるものだ。
自転車のある生活の普遍的な魅力を切り取ったイラストシリーズ「Life on two wheels」で、初めて取り上げた作家である坂内拓。東京を拠点に活動する彼は、切り絵作品を制作するアーティストだ。彼の手から生み出される風景はシンプルながらも深みがあり、明快さと共にさまざまな解釈を受け入れる余白を持っている。
コーヒーカウンターニシヤが初めてそのドアを開いたのは、冬のとある木曜日。台東区寿にオープンしたこのささやかなお店は、2021年に惜しまれつつも渋谷のコーヒー店をクローズした西谷恭兵にとって、新たな出発点となる。プレオープン期間からの数ヶ月間で、東東京に住む人々の暮らしに溶け込み、蔵前・浅草エリアを訪ねる人々の目的地にもなった。